事業プロデュースの事例
FEATURED PROJECT | 水産 × 地域創生
本物の味を、
世界へ。
「博多和うなぎ」ハラール対応&水産DXプロジェクト
※写真はイメージです。
水産資源を、世界に通じるグローバル品質へ。
水産現場におけるハラール基準に準拠した管理体制の設計から、現場のトレーサビリティを担保する専用アプリ開発、伝統の味を再現するアルコールフリータレの設計まで。プロジェクトチームが仕掛けた、水産資源の可能性を世界へ広げる一貫構造のストーリーです。
ハラール認証取得
商品・施設ともに認証を取得
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The Challenge
なぜ、「本物のハラールうなぎ」の実現は難しかったのか。
日本の伝統的な和食である「うなぎの蒲焼き」。その真のグローバル化・ハラール化には、極めて高いハードルが存在していました。
蒲焼きに欠かせない伝統のタレに含まれる酒やみりん(アルコール)の問題に加え、養殖から加工・出荷に至る水産サプライチェーン全体で厳格な工程管理とトレーサビリティを維持・記録し続ける体制が必要だったためです。
伝統の「本物の味」と「厳格なハラール基準」、そして「水産現場の運用」——。これら複雑に絡み合う課題を克服するため、生産者、料理職人、システムエンジニア、専門家を結集したプロジェクトチームが結成されました。
The Approach
水産現場からシステム開発まで、一貫したハラール構造の構築。
プロジェクトチームが取り組んだのは、単なる商品開発にとどまらない、現場の運用とテクノロジーを融合させた一貫構造の設計でした。

水産現場の管理体制と、それを支える専用アプリ開発
養殖現場から加工・出荷に至るまで、ハラール基準およびHACCPに準拠した管理体制を設計。さらに、現場での水質・給餌・工程データを正確かつスムーズに記録し、厳格なトレーサビリティを確保するための専用管理システム・アプリを開発・導入しました。

アルコールフリーで挑む「伝統の味」の再現
酒やみりんを使わずに、和食特有の深み・コク・旨味を引き出す専用タレのロジックを追求。職人の技術と化学的アプローチを融合させ、ハラール対応でありながら本物の蒲焼きの味を再現することに成功しました。

世界市場を見据えたブランド価値の確立
食の拠点・福岡博多の発信力を活かし、海外の高級市場やインバウンド需要に対応する「博多和うなぎ」としてブランドを統合設計しました。
Results
取り組みの結果
- 商品・施設ともにハラール認証を取得
- 水質・給餌・工程の記録をシステムで一元管理
- 世界へ発信するブランド「博多和うなぎ」が誕生
The Vision
地域の水産資源に、世界とつながる構造を。
日本の地域や水産現場には、まだ世界に通じる豊かな資源と技術が眠っています。それらに適切な企画、厳格な管理体制、そしてテクノロジー(DX)を掛け合わせることで、これまでリーチできなかった新しいグローバル市場が開かれます。
プロジェクトチームはこれからも、地域や水産の現場に寄り添い、その価値を裏から支え、世界市場へと広げる構造をつくり続けていきます。
現場から得た知見を、次の水産事業へ
うなぎの養殖や水産加工の事業を新たに始めるとき、設備や生産量だけでなく、管理体制、記録、販路、ブランドを最初からつなげて考えることが、事業を長く続ける分かれ道になります。
プロジェクトチームは、こうした現場での経験をもとに、これから水産事業に取り組む企業や地域の皆さまと、構想の段階から事業のかたちを一緒に考えています。
Asia Produce Company